2009年06月22日
「心がスーっとなる ブッダの言葉」
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■ 自分に正直に生きてはいけない。人間の心は、放っておけば
すぐ悪い方向へ向かいます。心をコントロールしないと充実した
人生を送ることはできません。
⇒ 基本的に人間の思考は、ネガティブに動きやすいという意味
だと思います。実際私はそうです。基本的にあまり楽観派では
ありません(笑)。
不安を抱えたときに、その芽が小さいうちに、「今できていること、
今幸せなこと」に目を向けるようにしています。
■ 人格を高めるための四つのすべきこと。これを「四摂事」といいます。
① 布施(分かち合う)
② 愛語(やさしい言葉で語る)
③ 利行(世の中のみんなに役立つことをする)
④ 同事(すべての生命に対してどんなときでも平等な気持ち
でいる)
⇒ これは企業の理念にも通じるような気がします。
■ マーラ(悪魔)はこうささやく。「妻子がいる人は妻子で喜ぶ。
牛(財産)がある人は牛で喜ぶ。束縛、自分のものがあることは喜び
です。」と
■ これに対してお釈迦様は言います。「妻子がいる人は妻子で悩む。
牛(財産)がある人は牛で悩む。束縛は人の悩みである。
束縛の無い人に悩みはない。」
⇒ 何かがあること自体が「束縛」になるということでしょうか。
「何かがある」という状態が執着を生みやすいという風に
理解しました。
Posted by out at 21:00│Comments(0)
│生き方